**あ〜しゃのきもち**

今日からあーしゃはおじいちゃんところでお留守番です。
まだまだ右手足が不自由なので、心配事がいっぱい。
とりあえず、おむつを履かせてでかけました。

帰って来たら、わん！と吠えてます。
今日、初めて吠えたって。
おじいちゃんとおばちゃんが抱えておしっこさせようとしたけど、しなかったって。
足を上げてくれたそうな。
わたしたちはやっと慣れましたが、うまくできるタイミングがあるみたい。
結局がまんしてて、２階に上がってから大量のち〜をしました。

今日は貧血のチェックのための午後から日大へ出かけてきました。。
構内は桜が咲き始めてました。
満開になったら綺麗でしょうね。

昨日、オフ会にも来てくださったKさんもあーしゃのお見舞いに来てくださったの。
4月から都内の校舎に移動されるので、今日が最後になります。
これからなかなかお会いできなくなります。
淋しいね。
Kさん、ありがとう〜。

あーしゃの貧血は木曜日の退院時にはHtが19％だったのが、24％まで回復してました。
うんちがちょっと黒っぽかったり、うんちの最後の粘液にちょっとだけ赤いものがまじってたこともあって、長い入院によるストレスやステロイドによる消化管出血があったのかもしれません。
網状赤血球も見られ血液をいっぱい作っるようなので、このまま回復してくれるものと思います。

麻痺は、右の手はずいぶんよくなってます。右足はまだまだですが、自分で立ったり、少し歩いたり、座ったりできることができてますので、どんどんよくなることが期待できます。

首の痛みは出現しておりません。
ほんとうに、よかった。

そして、今日は切除した腫瘍の病理検査の結果のお話がありました。
それは、肥満細胞腫（MCT）でした。
肥満細胞腫の伸展病変。
やっぱり…違うものでありますようにと願っていたけど、心の奥底ではMCTかもしれない・・・そう思ってたので、自分でも不思議なくらい冷静に受け止めることが出来ました。
目の前のあーしゃ、元気そうにしてるからかもしれませんが。

肥満細胞腫が骨髄の中にできた報告例はあるが、あーしゃのように骨髄の外側、硬膜のなかにできた症例の報告はないそうです。だから、今後の予後が予測できないとのこと。
ただ、骨髄の中では手の施しようが無く、最期は安楽死となってしまうので、あーしゃの場合はラッキーだと言える・・・果たしてそれがラッキーなのかアンラッキーなのか、これからあーしゃがどう生きていくかによるわよね。

これからの治療方法は取りきれなかった部分が大きくなってまた痛みが出現することをどうしても防ぎたい。
それには、早い時期に放射線を当てることが必要である。
放射線療法は、今、骨に開いた穴から、週二回、7週間かけて行われる。
ただし、毎回麻酔をかけるのと放射線による副作用であーしゃに負担をかけてしまう。
それにあわせて、今も出来続けてる、皮膚のMCTに対する抗がん剤の投与。
今までも投与しても出てきてしまうことが確認できているため、今までのビンプラスチン以外の強い薬を選択されるであろうが、これまもまた副作用が心配。

来週月曜日に抜糸です。
その後のあーしゃの体調を見て、神経科と腫瘍科の獣医師の相談のもと、治療方針を決めることになりました。

痛みが無くなっただけでも手術は成功と言えるでしょう。
これからも、出ませんように。
そう願うばかりです。