< 2011年6月 >
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

福島の今

お休みでも早起きの我が家、アレちゃんもアックも5時前からお散歩行きたくてうずうずしてるので、仕方ないからお散歩へ。

実家の周辺は住宅地と農地が両方あります。
すぐ裏は桃畑ですが、広い道のある農道沿いは田んぼです。
青々とした稲がきれい。
昨夜はカエルの歌が子守唄のようでした。



先日の自治会では農家の方も多く、今年の作付が話題になったそうです。
お米はもちろん、フルーツラインと言う地域もあるほど、桃や林檎、梨やぶどう、さくらんぼなどなど、多くの福島のフルーツはとってもおいしくて人気でした。
ところが原発事故の影響で、ご存じのような有様。
売れるものができるか、買ってくれるかなどの不安は大きいけれど、望みを持って作付けや果物の受粉をしたそうです。

さくらんぼの真っ赤なかわいい実がたわわに実ってて、いつもなら今がさくらんぼ狩りでたくさんの観光客がやってくるころ。
ところがどこも閑散としてて、ほんとうに厳しい現実を目の当たりにしました。

懐かしい母校の中学校。
子供たちの未来は明るいものでありますように。



気温が上がってくると田んぼから霧が上がって来ます。
左にある野菜の直販や自動販売機もたくさんあり、これからは枝豆やトマトがとってもおいしい季節。
父もビールのつまみによく買うそうです。



歩いていると高速道路の斜面で大きめの葉っぱを取ってるおばあさんがいました。
>何をとってるんですか〜?
と、聞いてみると、葛の葉だそうです。
葛粉?じゃなくて、葉っぱはペットのうさぎちゃんにあげるんだそうです。
>新鮮でいいですね。
って話すと
>放射線があるから心配っ
て。。。
>洗ってあげれば大丈夫じゃないですか?
と言ったら
>うさぎにあげる野菜を洗ったりはしない
って。
そっか。
うちはちゃんと洗いますが^_^;
でも、そんな風に、みんな放射線の影響が心配なんです。

家に帰ると、今日は良いお天気になって、庭の花が綺麗でした。
母が丹精こめてつくりあげたイングリッシュガーデン風のお庭。
毎年、自然に生えて来て花を咲かせるものを好んで植えてました。



写真撮ってたら、いつのまにかアレちゃん登場。



ここは無農薬だから安心。
きっと、放射線も飛んで来ないよ。
飛んできても水で流されてしまうから。

そう思って、庭の草むしりをしました。

Trackbacks

Comments

Comment Form

yesno
< 福島への途中、那須スノハウスに立ち寄る | top |