< 2007年2月 >
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良い子

すべてにおいて、アレちゃんの行動はあーしゃと比較されます。いいことも悪いこともね。
でも、アレちゃんは、わたしが言うのはなんなんですが、とても物分かりのいい子です。
以前、ここでも書きましたが、BOWWOWさんに行った時、アレちゃんはとっても落ち着いててとてもパピーには見えないって言われました。
それはその子の素質なんだろうと思ってたら、わたしたちがしつけのコマンドを自然に出してて、それがちゃんと通じているのだと褒められました。
あーしゃとの10年がそのままアレちゃんの教育に役に立っていたというのです。
知らず知らずに。

そういえば、おトイレにしても、いけないことを教えるにしても、あーしゃのときに苦労して覚えて身についてたこぞ思い出しました。
褒めるときは大げさに褒めると言う事も。

あーしゃは1歳ちょっとのとき、警察犬の訓練士さんに週に二回、約一年指導を受けました。
10年前のことですから、いまほどドッグトレーニングなどメジャーじゃなくて、たまたま新聞の折込広告を目にしたことが始まりでした。
我が家は二世帯住宅で親戚やお客様の出入りが多いので、わたしたち夫婦のほかのニンゲンに迷惑にならないように教育するのが第一の目的でした。
パピーのしつけなどぜんぜんわからないで一年過ぎてしまい、普段は言うことを聞いても、いったん興奮するとなかなか抑えるのが難しいときも出てきたころでした。

訓練士さんは若いながらもきちんと厳しい方で、迎えに来ると、あーしゃは玄関で後ろ足を震わせて待ってました。でもいったんチョークチェーンをつけてリードを先生が持つと、すっと脇に付いて歩いて行った後ろ姿が今でも目に焼きついてます。
幸いにもあーしゃは優秀で(先生が厳しかったのか)、トレーニングはスムーズに進んでいきました。
授業参観を何度かそっと見に行ったのですが、いっしょに居たGRは途中で脱走しそうになったけど、あーしゃはちゃんと伏せをして待ってました。
先生はウェスティのトレーニングは初めてだったので、とても勉強になったとおっしゃってました。
あーしゃは優秀な生徒だったから、ラクチンだったでしょうが。。

でも、あーしゃは先生といっしょなら天敵のわんこの前でも平気で通りすぎるのに、わたしではいつものように興奮してしまいました。
あーしゃのコントロールをわたしが出来てないという証拠だったのです。
わたしの叱り方が優しすぎる、タイミングが悪い、・・・今度はわたしのトレーニングが始まったのです。
あーしゃのリーダーはわたしたちだと言う事を再認識させることのトレーニングです。

玄関のチャイムで吠える、わたしたちより早く玄関に呼び出るなどのトレーニングもしました。
お客さまがくるとわたしたちが慌てて玄関に走ったりするのがいけないそうです。
あーしゃも急がなきゃ、自分が先に行かなきゃって思ってたようなのです。

学んだことがすべて身に付いたとは言えないけれど、コツをわたしたちは身につけたつもりです。
アレちゃんは来たその日から、あーしゃの教えてもらった子育てをわたしたちは実行してました。
だから、大暴れしてどうしようもなくなるなんてことは無く、大声で怒るような事態も起こりません。
だから、ちょっとでもいけないことをして叱ると、それは効果覿面、アレちゃんはちゃんとやめておりこうに反省してるようです。

そんなわけで今のところアレちゃんは優秀なウェスですが、だんだん男の子らしさが出てきて、自我もずいぶん芽生えて来ました。
あーしゃは自己主張が強い子で、いやなら噛みはしなくても『うが〜!』って言ってたし、♂同士ではいつもガウガウになるし、わたしがお友達と楽しくランチをしてるものなら、『飽きた〜〜』て吠えてました。
年を取って頑固者になってたんでしょうね。
アレちゃんもこれからがわたしたちの腕の見せ所だと思います。

先日の避難訓練で講師にいらしてたドッグトレーニングの方がおっしゃった言葉が印象的でした。

『亡くなったときに・・・
この子と暮らしてほんとうに幸せだった。
いっしょのお散歩したほんとうに楽しかった。
ありがとう。・・・
って言われるような良い子であるようにトレーニングして行きたいのです。』

Trackbacks

Comments

あんずまま | 2007/2/28 10:42

なるほど。。。

すべての訓練士さんがそういう気持でいてくれたらと思います。。
アレちゃんは日々成長してますね♪わさびはどうなんだろぉ〜(ーー;)物分りが良いと言うか、察しが良いのは事実。。良くも悪くも〜
たまに思いっきりぶっ飛ばしたくなりますけどねぇ〜^^;
でもその心情も読まれていて、旨く誤魔化されてる感じ
あたしより上手?さすがプードルの血だと思う今日この頃です。

あーしゃまま | 2007/2/28 22:22

*あんずまま〜この訓練士さんはほんとうにわんこが好きなんです。ウェスティのこともきっと好きなのよ。
わさびちゃん、いつも楽しいですよね〜犬種による個性もあるんだろうけど、あんずちゃんがまったりしてる分、その差がまた楽しいよ。
見てるわたしはままが遊ばれてるようにしか思えましぇん。あはは。
プードルってそういう性格?
ウェスより上手かもね。

アレちゃんときっといいお友達になれると思うな。

シロタママ | 2007/2/28 23:46

今度、私もシロタも生まれて初めて、
プロの訓練士のカウンセリングを受ける事にしました。
何か良いきっかけになると良いな〜って思います。
またご報告しますね♪頑張ります!

あーしゃまま | 2007/3/1 21:41

*シロタママさん、わんこはわたしたちのことをいつも見てます。
わんこの行動はすべてわたしたちの責任、わたしたちの姿を象徴してるものだと思います。
ニンゲンのお子もそうですよね〜。かわいそうだからときちんとしつけしないで最初は痛い目に合いました。だから、この子のためと思って、心を鬼にしてシロタくんのママになってくださいね。
ウェスティは賢いから、行動そのものに理由があるのが伝わってきます。それをうまく汲み取って主導権をつかむことがコツだって。
と言っても、なかなか難しい。
いっしょにがんばりましょうね。

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