**あ〜しゃのきもち**

あーしゃの体重、今日は11.66キロでした。
一週間前で11.75キロだからまた少し減ったことになります。
ここのところ相変わらず少食でおいしいところやおやつしか食べません。
それに加えて昨日からまた下痢！
原因は・・・もしかしたら、ブタの鼻のおやつかも。一度に食べ過ぎたことが疑わしいです。
やせたことで着れなかったお洋服が着れるようになりましたが、お散歩も気が進まず寝てばかり、元気が無いあーしゃ、いつになったら完全復活するんでしょうか。

今日は抗がん剤の投与の予定で午後から日大アニマルセンターに行ってきました。

まずは診察、総合診療科のいつものＨ先生はあーしゃが元気が無いのに驚いてる様子でした。
あーしゃが入院中に当直だった先生は、夜中も吠えてたことをよく知ってます。
入院がかなりのストレスだったのでしょう・・・とおっしゃってました。

血液検査の結果が出ると、腫瘍科のＴ先生から今後の治療方針についてのお話がありました。
今後はもう手術はしない方向で行きたい。
これ以上、あーしゃにストレスを与えるより、うまく付き合って行くことが大切ではないか。
切除したところ以外にもいくつか腫瘍も認められるが、そこがそれ以上大きくならないように抗がん剤とステロイドの投与を再開する。
今はビンクリスチンという注射薬であるが、それなりの効果はあっても少しずつ大きくなってしまってることから、薬剤を変更することが必要かと思われる。
それはロムスチンという経口薬、未承認の抗がん剤で、毎週検査して病院で服用することになる。
この薬は、癌を小さくすることはできないが、肥満細胞腫には期待できる。
肥満細胞腫は体表にできているうちは本人には何も痛くも痒くもない。
しかし、内臓、肝臓や脾臓にできてしまうと全身状態が悪くなり、危険にさらされる。
それを防ぐためにも今後も抗がん剤の投与は必要である。

今日の血液検査の結果は、炎症反応CRPが高値である以外はどこにも異常はありませんでした。
肝機能値もステロイドの投与を中止してから正常値に戻りました。
それだけ、あーしゃの体はステロイドへの反応がいいそうです。
しかし、診察台の上で伏せ状態のあーしゃは決して体調がよい訳でもなく、おなかの調子もよくないので、今回は抗がん剤の投与は中止になりました。
今のあーしゃへの投与は風邪を引いた子供をプールの中へ放り込んだのと同じことだそうです。
ただ、ステロイドの投与だけは再開、そして来週の月曜日、元気になることを期待してまた診察に来ます。

今回のことで体重減って、いいダイエットになったって言ったら
『病気で体重が減ってもね〜』
とＴ先生はおっしゃってました。そりゃそうね。
おなかの調子が悪いので今度はi/d缶を出してもらいました。
H先生的にはあまり美味しくなさそうなので、あーしゃが食べるか心配だそうなのですが、残ったら返品も可能だそうなので少しいただいて帰ることにしました。
食べるかなぁ〜。
ステロイドを半錠、一日おきに服用するので少しは食欲が回復するかもしれません。

待合室は今日も患者とその家族でいっぱいでした。
お帽子姿のあーしゃはおしゃれ〜かわいい〜〜と評判でした。