**あ〜しゃのきもち**

今日の朝は冷えました。でもお散歩に出るころには真っ青な空が広がり、今日も元気に海岸まで1時間半歩いて来ました。

今日こそは病院へ、受付の30分前には予約表に記載し、そのままお散歩。
午後の診療開始4時過ぎに戻って来ると、今日もいっぱいのわん・にゃんが集まってました。
30分ほど待つといよいよあーしゃの番、診察室へ入りました。

おちりの術創の様子を先生が診ると、よい感じに傷がふさがっているようなので、いよいよ今日から抗がん剤の投与を始めることになりました。

まず、血液検査です。

あーしゃは今日も大騒ぎ、かなりの手間をおかけしたようです。大げさな声が院内に響き渡りました(^_^;)
そのあとで先生が、
『今日ははじめての投与なので、どんな変化があるか心配ですので、お預かりして様子を診ながら点滴していきます。8時ぐらいになったら迎えにきてください。』
とのこと。そうね、そのほうが安心ね。
先生に抱っこされて奥の部屋に連れて行かれるあーしゃを見送り家路につきました。

それからお夕飯の準備をして、食事もしましたが、気持ちが落ち着かず、食欲も沸きません。
あーしゃ、大丈夫かな。

居ても立ってもいられなくて、7時40分には病院へ行ってしまいました。
病院のドアを開けると・・・あーしゃの大きな怒るような声が響いていて、ほっと一安心。
先生も、
『人が通ると訴えるように吠えてました。元気ですよね。』
って。アハハ。

抗がん剤（オンコビン注/ビンクリスチン硫酸塩）の投与後もなんら変化を見せずに元気だったので、来週はおそらくすぐに帰れるとのこと。
この注射薬の副作用として骨髄抑制作用に起因する重篤な副作用（致命的な感染症及び出血）、肝機能障害、消化器症状の出現、神経毒性があるので麻痺などの症状が現れることもまれにあるということの説明をうけました。

それに加えて、今回の血液検査で肝機能・腎機能ともに異常はなかったのですが、赤血球が523、白血球が5900とわんの正常範囲ではあるが低ラインぎりぎりとのこと。
貧血に関しては術後なのでそれも一因あるであろうが、腹腔内の出血や肝臓・脾臓などの腫瘍も心配なのでエコーも施行してくださいました。
エコー上は問題無し。先日のレントゲンも大丈夫。おそらく一過性のものかもしれないけど、念のためにと止血剤の飲み薬が処方されました。

免疫抑制剤の飲み薬として、エンドキサン錠を１日１錠、その副作用として一番心配されるのが無菌性膀胱炎。尿を貯めることがないように排泄させるのが一番の予防だそうです。同時に処方されたプレドニゾロン２錠の再開により、多尿になってそれは防げるのではないかと思っています。

こうしてあーしゃの抗がん剤治療が始まりました。
あーしゃの肥満細胞腫は摘出されたわけですから、目的は取りきれなかったであろう周囲の肥満細胞悪さをしないように、そしてほかの臓器に血管を通して転移しないようにというところにあります。
まずは週一クールを４回、そのあと各週クールを２回〜その後は相談しながら行います。
もちろん毎日のあーしゃの体調の観察や毎回の検査もかかせません。

まず、一回目は元気に終了。
疲れたのか、家に走って帰ったあとすぐにごはんを完食、そしてバタンキューと寝てしまいました。
さっきベッドに行きましたが、足取りもいつもといっしょです。
ほっと一安心。
これから、いっしょにがんばろうね。

明日は、あーしゃの９歳の誕生日。
今日納車されたエルグラと一緒に寒川神社で御祓いをしていただきます。
そのあと少しドライブしようか。
あーしゃの様子を見ながら。。