2005/2/6 日 | Nature
失われゆく砂浜
最近、湘南海岸では砂浜の整備が行われてます。
それは砂浜の侵食を少しでも食い止めるための自然との闘いです。
湘南海岸の砂浜は昭和40年代後半から急激に後退を始め、昭和51年から60年の10年間で幅60〜80メートルあった砂浜が35メートルまで後退した箇所もあるほど。
湘南海岸の侵食がこのペースで進み、何ら対策もせず放置した場合、今世紀中には砂浜が”消滅”?する可能性もあるのだそう。
その原因として河川からの砂の供給量が減ったことや、地球温暖化による海面水位の上昇、関東大震災で隆起した海岸線が少しずつ下がっていることが、砂浜を後退させている原因の一つともいわれてます。
義母がお嫁に来た頃には長い砂浜が海岸線遠くまで続いていたそうです。
その景観を取り戻すことはできるのでしょうか。
参考資料
Comments
せばす | 2005/2/7 00:00
実家の近くに、たくさんの人が水汲みにくるほどきれいな湖があったのですが、反対運動の甲斐もなく、去年ゴミ処理場建設のために埋め立てられてしまいました。
湘南の砂浜とは逆で、この湖は人が自然を変えてしまったけれど、どんな理由であれ慣れ親しんだ自然が変わってしまうのは淋しいですね。
なんて真面目なコメント。
アーサーママ | 2005/2/7 09:57
せばっさん、真面目なコメントをありがとっ!
綺麗な湖は残念なことをしましたね。でも、人間が生きて行く上で自然が犠牲になってることもあると言うこと、なんともつらいことです。
実家は昔それはそれは田舎で、ごみ収集車が近くまで来てくれなかったので、土地の人は裏山のはるか下を流れる小川にごみを捨ててました。今はその小川はどうなっているのが行ってないのでわかりませんが、なんてことをしてたんでしょうね。
砂浜の侵食をさけるために土手や堤防を作ったりしてますが、それが思いもよらぬ影響を自然に与えてるようです。相手が自然なだけに難しいですよ。
この先、必ず来ると言われる東海沖地震が来たらどうなってしまうんでしょう。